港区へ! ~レインボーブリッジ~

ラミッツ
ラミッツ
2022年9月10日

東京の未来に、虹を架かた橋

1987年に工事を着工し、1993年に東京湾に架かるレインボーブリッジが開通しました。翌年には開通30周年を迎えます。
かつては黒船対策による大砲の台場であった、東京湾に浮かぶ人工の島でした。この江戸時代の出来事が無ければ、もしかしたら現在のレインボーブリッジが架かることはなかったと思います。
明治時代に入ると台場は軍事施設になり、戦時中は東京の防衛を務めていました。
戦争が終わると台場は防衛拠点から、東京港となり貿易拠点となり、埋め立て地を広げていきました。やがて、埋め立て地が町になり、副都心を置く東京の拠点となりました。

副都心は台場以外にも、東京湾臨海地域として湾岸地域を含む開発計画でした。副都心計画を進める理由は二つあり、一つは都心の一極集中から分散化し、都心の混雑を緩和するためです。
もう一つは、1996年に東京湾臨海副都心で開催する予定だった、世界都市博覧会に向けて開発を進めることでした。しかし、当時のバブル崩壊後による経済状況悪化のため、開催を中止することになりました。
博覧会は中止になっても、副都心開発は見直しをしてから開発を進めました。その中で優先するのは都心と副都心の中心となる台場へのアクセスでした。

芝浦側からお台場への景色

例えば、新橋駅から東京ビッグサイトへ行く際に、公共交通機関を利用するとします。
現在のレインボーブリッジを通るゆりかもめを利用すると、ゆりかもめ一本で行けて、最短所要時間25分で着きます。
ゆりかもめもレインボーブリッジも開通していない場合、勝鬨橋を経由した路線バスルートで計算すると、約40分かかり、その差は15分あります。
車で新橋駅から東京ビッグサイトへ行くと、レインボーブリッジ(首都高速11号線)経由で所要時間約15分、距離は約8㎞となります。
レインボーブリッジを利用しないで晴海通り(勝鬨橋)経由で行くルートを計算すると、距離は約6.5kmと短いのですが、所要時間は渋滞なしで約17分となります。
レインボーブリッジ経由であれば、距離は長くても時間が少し短くなったので、速さで計算すればレインボーブリッジ経由の方に軍配が上がります。このように、計算上でレインボーブリッジによる効果があることがわかります。
また、レインボーブリッジを通る首都高速11号台場線はお台場へのアクセス向上だけではありません。11号台場線は首都高速1号羽田線と首都高速湾岸線を接続しています。それにより頻発する1号羽田線の渋滞を、都心を回避する湾岸線へ流すように交通集中を緩和する役目にもなっています。

1993年にレインボーブリッジが開通後、副都心開発が加速していきます。2年後にお台場への公共交通機関でのアクセスとなるゆりかもめが開通します。11号台場線の下を通って、同じレインボーブリッジを渡ることになります。当時は新橋駅から有明駅までの開通ですが、有明駅周辺には同年に完成した東京ビッグサイトがあります。
世界都市博覧会が開催する予定だった1996年になると、りんかい線(新木場駅~東京テレポート駅間)が開通しました。
同年に東京ビッグサイトがオープンしました。
1997年にフジテレビ本社がお台場に移転してから、アミューズメント施設、ショッピングモールなど相次いで開業しました。

今回のレインボーブリッジを撮影した場所は、芝浦南埠頭公園です。ゆりかもめの芝浦ふ頭駅から徒歩5分の所にあります。レインボーブリッジの真下の公園で、東京湾が目の前にあるので釣り人がたくさんいました。
下からレインボーブリッジを撮影でき、目の前を通る船の撮影スポットにもなります。船が通ることから航路にもなっているので、このように高い位置に橋があります。橋げたの高さは海面から52mあります。

螺旋とアンカレイジ(吊り橋のケーブルを固定する両端の付け根部分)

高い位置に通すため、芝浦側はこのように螺旋状で高度を上げています。レインボーブリッジは車やゆりかもめ以外にも、歩行者や自転車(手押し)でも行き来できます。この歩道をレインボープロムナードとなっています。レインボープロムナードを歩く際はこの螺旋を登らず、先ほどの芝浦南埠頭公園の近くにアンカレイジがあり、その中にあるエレベーターで昇って行きます。
レインボープロムナードは、レインボーブリッジの最下層にある一般道の両側に分かれていて、北側と南側のルートがあって、豊洲方面と品川方面それぞれの景色が見れます。因みに渡り切るまで約20分かかり、橋上は北側と南側の行き来はできません。
レインボープロムナードは無料となっていますが、営業時間が4~10月の間は9:00~21:00 11~3月の間は10:00~18:00となっています。第三月曜日と、年末は休業日になっているので注意してください。
今回は芝浦口のみしか行ってないのですが、お台場口はお台場海浜公園内にあり、営業時間、休業日は芝浦口と同じです。

アクセス

車 東名高速道路から

そのまま首都高速3号渋谷線に進む。谷町JCTを都心環状線の芝公園方面へ進む。
浜崎橋JCTを羽田方面へ、1号羽田線に進み、そのまま左車線で芝浦JCTを11号台場線へ進むとレインボーブリッジ。
※芝浦JCTでは羽田方面から11号台場線へ入れないので注意!
対策 芝浦出口で降り、一般道路で行く。

車 首都高速都心環状線日本橋から(外回り、時計回り)

江戸橋JCTと京橋JCTを銀座方面へ進む。浜崎橋JCTを湾岸線方面へ進む。芝浦JCTが現れるので、左車線に変更して進むと、レインボーブリッジ。

電車 品川駅から

品川駅から上野東京ラインで新橋駅へ、新橋駅からゆりかもめに乗り、芝浦口は芝浦ふ頭駅で下車。
お台場口はお台場海浜公園駅で下車、徒歩15分。

品川駅港南口からお台場レインボーバスに乗車。循環ルートのため、行先はどれでも可。お台場学園前がお台場口の最寄り、徒歩5分

電車 上野駅、東京駅から

上野東京ラインで新橋駅、または品川駅(バスでお台場口へ行く場合)へ。
あとは上と同じ

間近でのレインボーブリッジ、レインボーブリッジからの東京湾の景色を見に、是非行ってみてください!

ラミッツ
浜松町駅 周辺

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