
三島市へ! ~源兵衛川~
源兵衛川 散策
静岡県の東部の市、伊豆の玄関口として知られる三島市へ行きました。三島市について以前行った山中城がありますが、山中城は山間部にあるのに対して、今回の源兵衛川は市街地に流れる川であり、三島駅から歩いて行けるところにあります。
源兵衛川は自然にできた川ではなく、農業のための水を引くために掘削された川です。いつから掘削されたのかは不明ですが、室町時代の豪族の名前から源兵衛川となったので、室町時代以前からあるものだと思います。
三島駅南口前の楽寿園の中にある、富士山からの湧水池の小浜池より、約1.5km南にある中郷温水池までの間に流れる川です。
湧水である水温は低く農業に適さないために、下流に水を温めるためにため池を作ったものが中郷温水池になります。
今回は上流部を撮影しました。

橋の奥の方の日に当たっている緑地が、水源がある楽寿園の園内であり、園外ではこの辺りが一番の上流部です。
共通の源を持つ柿田川と同様に清流であり、緑豊かな川です。富士宮市にある湧玉池も、同じ富士山からの水源であり、共に平成の名水百選に選ばれています。かつて汚染されていたとは思えません。

現在の源兵衛川といえば、川の中を歩ける遊歩道が有名ですが、当然昔からあったものではありません。
60年前は、沿岸の生活排水やごみで現在とは違った川でした。それから市民、企業、行政、NPOが一丸となって、きれいな源兵衛川を取り戻しました。

蘇った水質だけでなく、親しみのある風景や橋や遊歩道も取り組んでいました。歩行者のみの橋は木造になっていて、歩道や護岸は石が多く使われています。さらに植物が多く、自然豊かな、かつて生息していた生態系が戻ってきました。

撮影時期が冬ですが、絶滅危惧種であるホトケドジョウや、ミシマバイカモ、夏の夜にはゲンジホタルなど、多種多様な動植物の住処になりました。
今回は源兵衛川の上流部分のみですが、他にも源兵衛川の見所がたくさんあるので、三島市に来たら源兵衛川へ是非寄って見てください!
機会があれば自分も追加で紹介しようと思います!

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