
都留市へ! ~禾生エリア~

リニア新幹線が通る、自然豊かな街
約3年前に、都留市にある田原の滝を見に行きました。
山梨県にある大月市と富士吉田市の間にある都留市は、2市間に流れる桂川(相模川)沿いの渓谷から発展した街です。
都留市を通る富士みちと呼ばれる街道は、大月市から富士吉田市を繋ぎ、やがて国道139号線の一部となります。それから富士急行線や中央自動車道富士吉田支線が開通し、古くから2市との繋がりがあって、それぞれの道路や線路沿いを中心に市街地が形成されました。
そんな都留市は、富士急行線の駅で4つの地域に分けられます。
大月市側の北から順に、禾生駅を中心とする禾生エリアは、田野倉駅~赤坂駅の区間となります。今回行ってきたエリアです。後に詳しく紹介します。
続いて谷村エリアは、赤坂駅~谷村町駅の区間です。都留市の中心部であり、市役所があります。市役所の近くに谷村城の跡があり、城下町となって発展したエリアです。中央自動車道の都留ICや谷村PAがあります。
次に十日市場エリアは、都留文科大学前駅~十日市場駅の区間です。以前行ってきた田原の滝があって、自然を感じることができるエリアです。
最後に夏狩エリアは、東桂駅周辺です。夏狩湧水群が有名で、富士山の湧水が多く湧き、平成の名水百選に選ばれています。
このように都留市は4つに分けられ、今回は禾生エリアに行ってきました。
リニア新幹線実験線/道の駅つる


禾生エリアには、リニア中央新幹線が通っています。当時は何回か走っていて、車両は見えなかったものの走行音は一瞬だけ聞こえました。道の駅つるが近くにあり、リニア見学センターも近くにあります。日本で唯一リニア新幹線の走行実験を間近で見ることができます。
禾生橋


道の駅つるから中央自動車道沿いの道を南へ行くと、桂川に架かる禾生橋があります。橋の上からの景色が良く、一番高い山が山梨百名山の一つにある九鬼山です。九鬼山の登山口まで歩いて行きます。
山の他にもリニア新幹線の実験線や富士急行線の鉄橋も見え、走っている富士急行線の車両も撮影できました。たまたま撮影したのがNARUTOのラッピング車両でした。
九鬼山の登山口に向かうため、富士急行線を越えないと行けません。そのために、車が通れない小道を通って行きます。線路を渡るのですが…
富士急行線の踏切


電車の音が聞こえたので、線路を見たら珍しそうな車両が通っていたので、慌てて撮影しました。
「富士山ビュー特急」と呼ばれていて、一日二往復のみ走る高級仕様の特急列車でした。肉眼では見れたものの、カメラには少ししか見えませんでした。でもラッキーだと思っています。
踏切は音やランプがないタイプのもので、自分にとっては緊張感が高まる線路の横断でした。姨捨にある踏切と比べて、こちらは遮断機がありますが手動でした。
線路を渡る際は、注意して渡りましょう。
九鬼山登山口
国道139号線に出て、今度は北へ歩いて行きます。落合橋を渡ると、九鬼山の登山口に到着です。


登山道の案内看板があり、地図もあります。九鬼山の下を貫通する、リニア新幹線の実験線も描かれています。
山頂へのルートは、杉山新道と愛宕神社経由の二つのルートがありますが、どちらも山頂手前で合流します。山頂手前に富士見平があり、そこからの富士山の展望は絶好とのことです。
駒橋発電所落合水路橋

九鬼山の登山口の周りに、気になるレンガ造りの橋があります。国道139号線の落合橋の富士吉田方面へ向かうと見ることができます。
駒橋発電所落合水路橋といい、1907年に建設された橋です。建設当時は戦時中で、工業に必要な発電のための化石燃料を輸入できないため、水力による発電を計画しました。
そのため、大月市に駒橋発電所を建設し、桂川の水力による発電を開始しました。発電した電力は、東京の都心へ送電しています。
このレンガ造りの水路橋が建てられた理由は二つあります。
一つ目は、水力発電に必要な、安定した水量を確保するためであります。
二つ目は、安定した水量を送るために、手前の朝日川を越える必要があります。
都留市には富士山からの豊富な水資源があります。しかし、水量は安定ではなく、水力発電には安定した水量が必要です。水は、都留市内にある桂川の川茂ダムから引いています。川茂ダムから駒橋発電所へ水路を作るのですが、途中にあるのがこの朝日川です。高低差の都合上、川を水路が渡るかたちとなったわけです。1997年に登録有形文化財に登録され、現在も現役で活躍しています。
まとめ
都留市は大月市と富士吉田市の間にあって、通過点の印象が強い地域です。しかし、九鬼山や桂川などの自然や、リニア新幹線の実験線など見所も多い所であります。都留市に立ち寄った際は、是非各所に行って見てください!
アクセス(道の駅つる)
車 首都高速4号新宿線 西新宿JCTから
- 西新宿JCTを中央道、高井戸方面へ進む。
- 首都高速4号新宿線から中央自動車道へ進む。
- 八王子JCTを甲府方面へ、中央自動車道へ進む。(圏央道から合流)
- 大月JCTを河口湖方面へ、左側車線に移る。
- 次の分岐で、大月IC方面へ、左側車線に移る。
- 大月ICで降りる。
- 料金所を通り、大月方面へ左側に行く。国道20号線に入る。
- 大月橋東詰交差点を、都留方面へ右折する。国道139号線に入る。
- 道の駅つる入口交差点を右折する。
- 右側に駐車場が見える。
電車 中央本線 高尾駅から(大月駅)
- JR中央本線下り、大月駅方面に乗る。
- 大月駅で降り、富士急行線に乗り換える。
- 禾生駅で降りる。
- 出口を右折して、線路を渡る。
- 中央自動車道をくぐったら、右折する。
- 突き当り交差点を右折する。
- 道の駅つるの案内看板が見えたら、右折する。
- 左側に駐車場が見える。
